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チェ・ゲバラ 情熱の人生

¥3,800

商品説明

チェ・ゲバラはアルゼンチンの貴族出身ではあるが、財政的に恵まれていない環境に生まれたエルネストの子供時代は、自由気ままな家族と自主的に自己管理できるようになった慢性的な喘息に特徴ずけられた。
50年代に彼は幅広くラテンアメリカ諸国を旅行しながら政治的に目覚める。
放浪者の旅は医者の卵になったゲバラを運命の十字路に導いた。
リオ・デ・ラ・プラタの人々がよく使う小さな単語「チェ」はメキシコで彼のあだ名にもなる。
そこで弁護士フィデル・カストロと出会い、キューバ解散という叙事詩の実現を目指し一緒に出発する。
ゲバラは行きながらにして伝説になった司令官でもある、キューバの新しい国家の理論家として特に経済と対外政策を立案した。
カストロ政権の中の頭脳でもあった。
しかし、1965年彼は自分の神話に添うために再び出かける。
彼自身のゲリラ戦略を発展させるため、新植民地主義と戦っているコンゴに渡り、その後にはボリビアへ。
ここからアルゼンチンをはじめラテンアメリカ全土へ革命を起こす決意をもっているが、人里離れた寒村ラ・イゲラでCIAに支援されたボリビア軍に殺害される運命に遭う。
それ以来30年間、彼の遺体の行方は秘密にされていた。
今なおチェ・ゲバラは買収のきかない、権力欲のないゲリラ戦士の光り輝く実例である。
若者は好んでTシャツやコンサートの横断幕などにゲバラの肖像を使用するが、他のトレードマークと違ってこうした崇拝はけっして無意味ではない。
何よりも彼のイメージそのものがそれを保証するからである。
20世紀末に向けて、様々な映画と数冊の伝記はゲバラの歩んできた道の重要な意味を証明した。
世界を変えるというユートピアの中で、チェは何事にも動じない、信念を貫く偉大な一人の人物なのである。

追加情報

重さ 970 g
大きさ 22 x 1.2 x 30 cm